お客様のフロアーの案内や入店や御会計時、料理のサービスのタイミング、店舗の中と外の連絡など、お客様サービスや店内の効率化に活躍する無線機は、できるだけ小さくて、軽くて、サービスするときに邪魔にならない無線機がおススメ。
室内での利用がほとんどのため、大きなバッテリーのものよりも電池一本で動くような軽いトランシーバーの方が使いやすいですね。飲食店スタッフの情報共有にもってこいです。使用する広さに合わせて、業務用無線やトランシーバーのどちらかを選びます。
屋内でも屋外でもイベントとなるとプログラムに合わせて、関係するスタッフが同時に情報共有をすることが必要です。規模によってはイベントの運営本部と駐車場係、屋外に配置する誘導係のスタッフなど、広範囲になるでしょう。
そのような環境に最適なのは、高出力で遠くまで届く無線機・トランシーバーです。水やほこりに強い防水・防塵型のタイプの無線機・トランシーバーがおススメです。風が強いなどの環境が予想されるなら、風の音でも聞きやすいマイクイヤホンをオプションで利用すると完璧です。
広いゴルフ場で一括してコース管理、もしものときの事故、トラブルに力を発揮します。屋外での使用が基本になるゴルフ場での使用は、防水・防塵タイプの無線機が不可欠ですね。
また、ゴルフ場の全コースで使えるだけの高出力の無線機・トランシーバーを選ぶようにしましょう。女性のキャディさんのために軽いタイプの無線機が持ち運びも便利です。山の影や林の中など電波が届きづらい場所もあるため、基地局の設置も必要でしょう。広さに合わせて、基地局の設置場所についてもレンタル会社へ相談してみましょう。
学校での無線機を使うシチュエーションは、日常・緊急時に使用する校内放送用や、運動会などイベント行事のときに携帯できるタイプのトランシーバーなど状況に合わせていろいろです。
基本的に緊急時やトラブルのときに、すぐに生徒たちを守ることが使用目的になります。非常時には単独連絡用に使えて、さらに校内の放送設備と連携できるタイプの無線機だと緊急時に生徒も含めて、迅速に指示できることができます。こういったものは日頃から使い慣れていることが大切です。
建築現場や工事現場では建築用機材などで死角になる場所が発生し、開けた屋外であっても電波が届きにくい環境になるため、携帯電話ではなかなか連絡がつかないといったことも発生します。
また、電波の問題以外にも携帯電話での連絡は手がふさがってしまったり、砂埃や雨などによる故障も考えられます。
ただ、無線機であれば防水・防塵対策を施したものや、両手をあけて使用できるハンズフリータイプのものがあるため携帯電話が持つデメリットを解消することができます。
一対一ではなく、複数の作業員に対して同時に連絡することもできるので、業務のコミュニケーションを円滑に行うことも可能です。
その他、クレーンなどの大型機械で作業する場合は車載搭載用無線機を導入すれば、作業指示や周囲の状況えおスムーズに伝えることができます。
上記の理由から、無線機は建築現場・工事現場での連絡に非常に便利といえます。
海外遠征やツアーなどでも無線機は使えるの?はい、使えます。でも海外では日本国内で使用しているものをそのまま使うことはできません。無線機には、各国共通の周波数帯で使えるものや、国ごとに特別に定められている基準に合致している無線機だと使えるなど条件があります。
詳しくは、海外使用ができる無線機を取り扱っているレンタル業者に聞いてみましょう。対応しているかどうかわからない場合でも、まずは業者に相談してみるほうがいいでしょう。