野外イベントの場合

目次

  1. 1. 野外イベントに無線機をおすすめする理由
  2. 2. 野外イベントにおける無線機の活用シーン
    1. 2-1. 受付からの迷子連絡で、速やかな対応を
    2. 2-2. 地域のお祭りで無線機を活用
  3. 3. 野外イベントにおすすめの機種
    1. 3-1. 野外イベントで使用する場合の、「購入」「レンタル」費用の違い
  4. 4. 無線機は野外イベントの運営にもぴったり

無線機を活用したいシチュエーションは数多くありますが、その中の一つが「野外イベント」です。コンサートや花火大会など、さまざまな野外イベントにおいて、スタッフや警備員同士が、無線機を使ってやり取りをする姿を見たことがある!という方も多いことでしょう。
では、なぜ野外イベントでは無線機の利用がおすすめなのでしょうか。気になる理由と共に、具体的な活用シーンとおすすめ機種、レンタルと購入では費用面でどちらがお得なのかについて、詳しく紹介していきます。

野外イベントに無線機をおすすめする理由

野外イベントに無線機をおすすめする理由

屋外で行われるイベントは、多くの集客を見込める人気の高いイベントだと言えるでしょう。

  • ・野外ライブ
  • ・スポーツ大会
  • ・屋外セミナー
  • ・花火大会
  • ・お祭り

どのイベントも、多くの人でにぎわっている印象がありますよね。イベントをきちんと運営し、そして参加者全員の安全を守るためには、スタッフ同士の連携を密にする必要があります。

このために使われているのが無線機ですが、携帯電話ではなくあえて無線機が使われているのには理由があります。以下の項目を参考にしてみてください。

  • ・IP無線機は混信に強い
  • ・多くのスタッフと一斉にコミュニケーションがとれる
  • ・防水性能が高い製品も多い
  • ・無料で相手とやり取りできる
  • ・携帯しやすい

それぞれの詳しい理由も解説していきます。

IP無線機は混信に強い

野外イベントにおいては、限られたイベントエリア内に、非常に多くの人が駆けつけます。こうした状況の中で起こりやすいのが、混信や「携帯電話がつながらない」といったトラブルです。
集まる人が多いということは、電波を使いたい人も多くなるということ。限られたエリア内でこうした現象が起きれば、「スタッフ同士の大切な連絡まで、届きにくくなってしまう」というリスクがあります。

無線機の中でも、携帯電話網を活用したIP無線機であれば、従来の無線機のような「混信」の心配はまず必要ありません。また通常の携帯電話とは違って、通信制限が起きにくいという特徴もあります。
人が多くなり、混乱するような場面であっても、スタッフ同士の連絡手段は確保できるというメリットがあります。

多くのスタッフと一斉にコミュニケーションがとれる

野外イベント運営に関わるスタッフは、多岐にわたります。たとえば一つの場所で何らかの問題が発生したときには、その情報を瞬時にそのほかの多くのエリアにも伝える必要があります。
1対1のコミュニケーションしかできない場合、全部署に情報を伝達するまでに非常に多くの時間が必要になってしまいます。 情報の一斉送信ができる無線機であれば、情報共有にタイムラグは生じません。一つの情報に対して、全員が一気に「ベストな対応」をとることもできます。

防水性能が高い製品も多い

野外イベントにおいては、天候がどうなるのかによって、当日の運営状況にも大きな差が出てきます。運営側にとって重要なのは、「どんな天候になっても、安定した運営を行うこと」です。そのためには、たとえ突然雨が降り出したとしても、使用できる通信手段を確保しておく必要があります。
無線機の中には、高い防水性能を誇る製品も少なくありません。突然の雨に降られても、落ち着いて指示を通すことができるでしょう。

無料で相手とやり取りできる

離れた場所の相手とコミュニケーションをとりたいと思ったときには、無線機よりも携帯電話やスマートフォンの利用が一般的です。しかしこれらのアイテムを使って、遠く離れた場所の相手と会話をしようと思えば、通話料金がかかってしまいます。
一回当たりの通話料金はごくわずかでも、塵も積もれば山となります。無線機同士のやり取りは無料でできますから、コストを気にすることなくやり取りできます。

携帯しやすい

近年の無線機は、非常に小型で軽量になってきています。持ち運びに苦労しないため、どんな場面でも活用しやすいでしょう。
また耐久性にこだわった製品であれば、少々雑に扱っても壊れることはありません。イベント開催中は、とにかく余裕がない!と感じるスタッフも多いもの。ストレスを与えない無線機が、業務をサポートしてくれます。

野外イベントにおける無線機の活用シーン

野外イベントにおける無線機の活用シーン

では野外イベントに無線機を導入したとしたら、どのような活用シーンが想定されるのでしょうか。2つのシチュエーションを紹介します。

受付からの迷子連絡で、速やかな対応を

広大なエリアで開催されているイベント会場において、「子どもが迷子になった」という問い合わせがありました。話を聞いた受付スタッフは、導入されていた無線機を使い、エリア全体のスタッフに情報を共有しました。
無線機から情報を得たスタッフは、直ちに該当する迷子を捜索。幸いすぐに発見することができました。

両親からの細かな情報を、その場ですぐに全スタッフに情報共有できたことが、トラブルの早期解決につながったのです。

地域のお祭りで無線機を活用

毎年行われている地域のお祭りに、無線機を導入しました。エリアごとの催し物の開催状況や、店舗ごとの売り切れ情報など、お祭りを楽しんでいる方に有益な情報を、即座に共有し発信することができました。
いつもは、トイレや飲食会場など、混雑するエリアが決まっていたのですが、無線機を使ってスタッフ同士がやり取りを行うことで、比較的空いているエリアに観客を誘導することも可能に。お祭りの運営に関わる業務を、楽にできました。

野外イベントにおすすめの機種

野外イベントにおすすめの機種

野外イベントを滞りなく進めていくためには、無線機を活用するのがオススメです。多種多様な無線機の中から、野外イベントでの使用に適している2機種を紹介します。

TCP-D551/ケンウッド

免許不要で手軽に使える、デジタル簡易無線登録局です。小型で軽量化されているモデルなので、イベント時の持ち運びにも適しています。また周囲が騒がしい状況の中でも、相手の声がクリアに聞こえやすいという特徴があり、こうした点でも野外イベントにふさわしいと言えるでしょう。

市街地でのやりとりは約1キロ程度を想定しており、防水性能・防塵性能はともに申し分ありません。バッテリーセーブ機能も搭載しています。

IP501Hイヤホンマイクセット/アイコム

こちらは、ドコモの3G/LTE回線を使用したIP無線機です。IP無線機なので、携帯の電波が入るところであれば、日本全国どこでもやり取りが可能です。広いエリアでイベントを開催している場合や、運営本部が遠く離れた場所に設置されている場合でも、問題なく使用できます。 同時通話の最大人数は無制限なので、非常に使いやすい機種です。またイヤホンマイクを使えば、ハンズフリーでやり取りをすることも可能。警備員や受付スタッフの使用にも適しています。

IP無線機ならではの特徴として、通信の途切れや遅れもありませんから、ストレスフリーで使えます。

野外イベントで使用する場合の、「購入」「レンタル」費用の違い

野外イベントは、開催期間が限られているケースがほとんどです。開催中は多数の無線機が必要となりますが、イベントが終了してしまえば、それらは必要なくなってしまいます。
無線機を購入して用意しようとすると、コストパフォーマンスが非常に悪くなるでしょう。

この場合は、必要な期間のみ、必要な台数をレンタルで対応するのがオススメです。レンタルプランもさまざまなので、イベント開催期間に合わせて、必要な分だけ借りることができます。
少し余裕を持ってレンタルをすれば、イベント前の無線テストも充分に行うことができるでしょう。レンタルであれば、無線機の免許申請や登録申請にかかる費用も節約できます。無線機のメンテナンスの手間やコストも省けますから、非常にお得です。

無線機は野外イベントの運営にもぴったり

建設現場などで使用されているイメージが強い無線機ですが、野外イベントでも便利に活用できるでしょう。この場合は、イベント会場の広さやスタッフの人数、そして求める機能によって、利用機種を選択するのがおすすめです。
「無線機をイベント期間中だけ使いたい」というのであれば、購入するよりもレンタルした方が、金銭的にもお得になります。信頼できるお店を利用してみてください。

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