登山に無線機がおすすめな理由と、おすすめの機種2つ

目次

  1. 1. 登山に無線機がおすすめな理由
    1. 1-1. コミュニケーションが楽しめる
    2. 1-2. 仲間とはぐれたときにも安心
    3. 1-3. ハンズフリー機能で登山中も便利
    4. 1-4. 緊急時の連絡にも使える
  2. 2. 登山における無線機の活用シーン
    1. 2-1. 夫婦で登山を楽しむものの、お互いのペース・目的が合わない場合
    2. 2-2. 別行動で散策中に携帯の電池切れ
  3. 3. 登山におすすめの機種
    1. 3-1. アイコム IC-DPR6
    2. 3-2. ケンウッド TPZ-D503
    3. 3-3. ★レンタルと購入の金額の違いとは?
  4. 4. 登山中のリスク低減のためにも無線機を活用しましょう

近年は、趣味の一つとして登山を楽しむ方も増えてきています。老若男女を問わず、さまざまな世代の人たちが、「山を登ること」そして「自然を身近に感じること」を楽しんでいますよね。「自分一人」ではなく「同じ趣味を持つ仲間同士」で登山をすることで、楽しみ方の幅もより一層広がっていくでしょう。
さて、そんな登山を楽しむ際に、持っていくと便利なアイテムの一つに「無線機」があります。「これまで登山を経験してきたけれど、持って行ったことがない」という方や、「どんなメリットがあるのかわからない」という方のため、登山時に無線利用をおすすめする理由と共に、具体的な活用シーンやおすすめ機種について紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

登山に無線機がおすすめな理由

登山に無線機がおすすめな理由

登山に無線機がおすすめな理由は、主に以下の4つです。それぞれを詳しく解説していくので、チェックしてみてください。

★コミュニケーションが楽しめる

登山に無線機を携帯するメリット一つ目は、仲間とのコミュニケーションを楽しみながら登山ができるという点です。仲間内での登山であっても、それぞれのペースが違えば一緒に登ることが難しくなるケースもあります。こんなときでも、まるで一緒に過ごしているかのように、気軽に連絡を取り合えるのが無線機のメリットとなります。
また無線機には、仲間全員に対して情報を一斉送信できるという機能があります。携帯電話やスマートフォンにはない、オープンな会話を楽しむことができるでしょう。

ときには、同じ登山を趣味とする人同士、無線機でのやりとりを通じて新たな関係性が生まれるようなケースもあります。同じ景色や自然を共有する者同士、強い絆で結ばれそうですね。

★仲間とはぐれたときにも安心

登山は楽しいものですが、常に危険と隣り合わせであるということを、忘れてはいけません。登山中のトラブルとしてよくあるのが、「一緒に登っていたはずの仲間とはぐれてしまった」というシチュエーションです。当然携帯電話やスマートフォンを使って、お互いの位置を確かめようとする方がほとんどでしょうが、山の中では電波が届くとは限らないのです。

無線機であれば、一定の範囲内であれば、チャンネルを合わせた無線機同士でやり取りをすることができます。連絡を取り合って、不安を軽減することができます。

★ハンズフリー機能で登山中も便利

無線機の中には、ハンズフリーで使える機種も存在しています。登山中には、「余裕がなくて慣れないアイテムは使いづらい」と感じる方もいるでしょう。しかしこうした機能を搭載した無線機を選べば、使用中にストレスを感じることもありません。

★緊急時の連絡にも使える

登山中に、常に考えておかなければならないのが「緊急時の連絡手段」についてです。登山中のトラブルは、決して他人事ではありません。無線機で情報を発信し、それをキャッチしてくれる人がいれば、その人を通じて救助を要請することができます。

登山における無線機の活用シーン

登山における無線機の活用シーン

登山中に無線機を活用するシチュエーションとしては、以下のようなものが挙げられます。過去に同じような経験をしたことがある方や、身近な例だと感じられた場合には、ぜひ無線機の導入を積極的に検討してみてください。

★夫婦で登山を楽しむものの、お互いのペース・目的が合わない場合

登山が人気の趣味の一つとなっている今、夫婦で一緒に登山を楽しむ方も増えてきています。特に厳しい環境に挑む際には、「気心の知れた相手と一緒に行った方が安心できる」ということもあるのではないでしょうか。
しかし夫婦で登山に出掛けているからといって、夫婦の目的が同じだとは限りません。夫はどんどんと歩を進め、いかに早く登頂し達成感を抱けるかを重視する一方で、妻がのんびりと道中の高山植物を楽しみたいと考えていたら……どちらか一方が他方に合わせて、ストレスを溜めてしまうことも考えられます。

このような場合にそれぞれがIP無線機を所有していたら、離れて登山を楽しんでいてもお互いの情報を気軽に送信し合えます。「きれいな花を見つけた」「今山頂についた」なんて、それぞれのペースを身近に感じることができるでしょう。

★別行動で散策中に携帯の電池切れ

仲間内で登山を楽しむ際には、ときに別行動でそれぞれの散策を楽しむケースも少なくありません。思い思いの時間を楽しめるのが魅力ですが、「どこでどう再会するのか」がポイントとなります。
「携帯電話を使えばいい」と安易に考える方も多いですが、携帯電話は電池切れで使えなくなってしまうことがあります。どちらか一方でも電池切れになってしまえば、連絡を取り合うことはできません。

このような場合でも、無線機を所有していれば不安を感じることはないでしょう。

登山におすすめの機種

登山におすすめの機種

登山に無線機の活用がおすすめなのはわかったけれど……無線機初心者で、どれを選べばよいのかわからない!と感じる方も多いはずです。このような場合には、登山中も便利に使える以下の機種を検討してみてください。

★アイコム IC-DPR6

最高水準の防水性能を誇る機種で、急な雨でも安心して利用できます。本体側面のボタンを押すだけで相手とやりとりできるので、「初めての無線機利用で不安」という方にもおすすめできます。また32,767通りの暗号鍵を設定することで、秘匿性の高い通話を楽しむことも可能です。
また選んだチャンネルを音声で読み上げる音声案内機能も搭載していますから、表示内容が見づらいときでも安心です。

★ケンウッド TPZ-D503

トップクラスの防塵・防水性能を誇る機種で、登山中でも安心して使えます。高出力で安定したコミュニケーションを楽しめますから、より一層登山を楽しくしてくれるでしょう。
無線機使用中には、手のこすれなど不快なノイズが気になってしまうケースも少なくありません。こうした音が入りにくいよう、独自のマイク取付け構造を採用しているのが、こちらの無線機の特徴でもあります。

★レンタルと購入の金額の違いとは?

無線機を利用する際には、自身で無線機を購入するのか、必要なタイミングでレンタルするのか決めることができます。ここで気になるのが、両者の金額の違いについてです。
利用頻度が低い場合は、レンタルの方が経済的負担は少なくなります。登山の計画に合わせて1泊レンタルで無線機を使用しようと思った場合、4,000円程度で利用できるケースも多いです。

一方で無線機を購入するためには、1台当たり40,000円程度のコストがかかってしまうこともあります。とはいえ、毎回レンタル費用を支払う必要はありませんから、登山回数が多い場合には、「購入した方が元を取りやすい」と言えるでしょう。
とはいえ、無線機を購入するためには、それなりに費用がかかるものです。気になる機種を見つけたら、「まずはレンタルで使用感を確かめてみる」というのもおすすめの方法です。納得できなければ、また次の機種をレンタルして確かめてみれば良いでしょう。自分にとって使い勝手の良い無線機を、確実に選ぶことが可能となります。

登山中のリスク低減のためにも無線機を活用しましょう

どれだけ登山に慣れている人であっても、自然の中では何が起きるかわかりません。突然のトラブルに見舞われてしまう可能性も、ゼロとは言い切れないのです。
近年は、携帯電話を使える範囲も非常に増えてきていることから、「登山中も携帯やスマホを忘れずに持っていけば、それで安心」と考える方が少なくありません。しかし携帯やスマホの電波が届く範囲は限られていますし、トラブルが起きるのが「圏外エリア」ということも、十分に考えられるのです。また肝心なときに「電池切れで使えない」ということもあるでしょう。

無線機を活用する方が増えている今、免許を取得しなくても簡単な登録のみで無線を使用することもできるようになっています。登山中のリスクを軽減し、また一緒に登山を楽しむ仲間同士でのコミュニケーションを楽しむためにも、ぜひ無線機を有効活用してみてください。

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