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マラソンや駅伝の大会は、日本各地で開催されています。幅広い世代の多くの人が参加する、人気イベントの一つと言って良いでしょう。
そんなマラソンイベントや駅伝大会を開催するのであれば、運営側として、ぜひ用意しておきたいのが「無線機」です。マラソンイベントや駅伝大会に無線機が必要な理由と共に、具体的な活用シチュエーションを紹介します。イベント運営を助けてくれる具体的な無線機機種も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
マラソンイベントや駅伝大会は、いわゆる陸上競技場などではなく、市街地を使って開催されるケースが多くあります。
マラソンにおいては、長い距離を走り続けることになります。殺風景なグラウンドを何周も走り続けるイベントに、魅力を感じる参加者は少ないでしょう。それよりも、その土地ならではの四季折々の風景を楽しみながら走れるイベントの方が、人気が高くなっています。実際に「地域の活力を高めたい!」という目的で、同様のイベントを行うケースも増えてきています。
駅伝の場合も、「地域の中を走る」という点が、駅伝特有の見せ場を作ることにつながっています。各選手が、それぞれ特徴的な区間を走ることで、さまざまな戦略が生まれてくることでしょう。
とはいえ、市街地でマラソンイベントや駅伝大会を行う場合には、さまざまなリスクも伴ってきます。参加者の安全を確保するため、また観客をスムーズに誘導するためには、スタッフ同士の連携が必要不可欠だと言えるでしょう。
限られた区域のみで、安全確保や誘導を行う場合、自分たちの目や耳をフル活用することで、対応できるケースもあるかもしれません。
しかし街全体を使うような大規模イベントを開催する場合、スタッフ同士が常に「目の届く範囲にいる」というわけではないのです。どの区間がどんな状況になっていて、どう対応するべきなのか、スタッフ同士が常に情報を共有することが、イベント運営を成功させるためのコツとなります。
ここで活躍してくれるのが、無線機です。スマートフォンや携帯電話が発達している現代ですが、無線機には、無線機にしかない特徴やメリットが数多く備わっています。
マラソンなどの大規模イベントになれば、スタッフ同士がさまざまな場所に分かれて運営にあたることになります。素早く、そして手軽に情報をやり取りできることで、トラブルを予防することにもつながるでしょう。
また小型の無線機であれば、持ち歩きが負担になることもありません。このような要因から、マラソンイベントや駅伝大会を開催する場合には、ピッタリの無線機をあらかじめ用意しておくことが必須だと言えます。
マラソンとは違い、多人数がチームとして走る駅伝。参加チームにとっても、無線機導入は非常に大きなメリットがあります。
各地点でサポートメンバー同士が気軽に情報をやり取りしながら、チームとしての戦略を練っていくことができます。こまめに情報をやり取りすることが、勝利につながる鍵となるでしょう。
マラソン・駅伝における無線機の活用シーンを、具体的に2つ紹介します。どちらもイベント時にありがちな状況ですから、ぜひ参考にしてみてください。
マラソン・駅伝大会においては、選手の動きやコースに合わせて、交通規制が行われるケースも少なくありません。周辺の混乱を避けるためには、事前に規制について周知徹底を図ると共に、当日の速やかな規制解除が必要となります。
マラソンイベントや駅伝大会においては、最後尾の選手が通過したのちに、安全を確保した上で規制を解除することになります。無線機を使えば、各選手の動向や周辺の状況を把握した上で、速やかに規制解除の判断を下すことができるようになります。
それぞれの地点を担当するスタッフに無線機を持たせ、そして大会運営本部へと全ての情報を集約しましょう。会場全体を見据えた上で、もっとも良い選択肢を選ぶことができるはずです。
移動距離が長いマラソンや駅伝大会の場合、無線機の通信範囲によっては、通信が不可能となってしまう可能性もあります。このような事態が予測される場合には、IP無線機を用意しましょう。
携帯電話の通信網を使って情報をやりとりするIP無線機は、無線機と携帯電話、それぞれの利点を兼ね備えたアイテムとなっています。どれだけ遠く離れた相手とでも、携帯の電波が届くエリアであれば、情報の共有を行うことができます。
街中でのマラソン大会や、峠を越えるような駅伝大会においては、周辺環境の影響で無線がうまく届かないことも考えられます。
このような場合でも、IP無線機であれば情報のやり取りが可能となります。スタートとゴール、そして中間地点など、あらゆるポイントの情報を、無駄なくスムーズに収集できます。
最後に紹介するのは、実際にマラソン・駅伝大会におすすめの機種についてです。無線機のトラブルがイベント運営全体を滞らせる原因にもなり得ますから、ぜひ慎重に検討してみてください。
こちらは、どれだけ遠く離れていても、情報のやり取りを行えるIP無線機です。日本国内のau 4GLTE回線のエリア内であれば、どこでも自由に通信できるという特徴があります。
免許不要で手軽に扱えるのはもちろんのこと、砂ぼこりや突然の雨にも強いタイプとなっています。屋外で行われるマラソン・駅伝イベントにも適した製品だと言えるでしょう。
音声通信については、多人数への一斉通信はもちろん、個別通信やグループ通信にも対応しています。送信したい情報別に、やり取りする相手を選ぶことで、増えすぎた情報に混乱することもありません。
本体や約250グラムと小型・軽量化されており、非常に快適に扱うことができます。
こちらは、市街地1キロメートル程度の広範囲において、通信できるタイプの無線機となっています。周辺に障害物がない場合、10キロメートル程度離れていても、情報のやり取りが可能です。
イヤホンマイクセットを活用しハンズフリーで会話できるほか、IP67の完全防塵・防水性能で悪天候時も安心です。免許不要で気軽に利用できる無線機として、人気を集めています。
マラソン・駅伝大会運営のために無線機を用意する場合、購入するのか、それともレンタルで対応するのか、悩むケースも少なくありません。イベント期間が限られている場合には、購入するよりもレンタルの方が、コストが少なく済むでしょう。
イベントが定期的に行われる場合には、購入を検討するのもおすすめですが、この場合、免許やメンテナンスについても考慮する必要があります。
また無線機の世界も、次々と新モデルが登場してきていますから、「イベントごとに、レンタルで最適な機種を選択する」というのも、非常に賢い方法と言えるでしょう。
マラソンや駅伝イベントを開催する際に、欠かせないのが無線機です。イベントの規模や参加人数、周辺状況に合わせて、ぴったりの機種を導入しましょう。運営側の負担やリスクを軽減することにつながるはずです。
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どのような機種を選べば良いのか悩んだときにも、専門スタッフがしっかりとお手伝いをしてくれます。気になることがあれば、まずはお気軽にお問い合わせください。