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通信・通話用のモバイルツールとしてはスマートフォンなどが一般的です。けれども、スマートフォンの場合は「一対一」での通話に限られてしまうため、「同時に複数の人」と通話を行う機会が多い企業では、IP無線機の利用を検討されているところも多いのではないでしょうか?
IP無線機は、イベント・オフィス・工事現場・空港などさまざまな場面で活躍しています。そこで、IP無線機の便利でお得な利用方法をご紹介します。
IP無線機を使用する方法として、IP無線機を自社で購入して使用する方法と、購入しないで使用料を支払って使う方法があります。
使用料を支払って使用する方法というと、「レンタル契約」を思い浮かべるほうが多いかもしれませんが、もうひとつの選択肢として「リース契約」という方法があります。どちらも“借りて使う”という点では同じなのですが、この「リース契約」と「レンタル契約」には大きな違いがあります。どのような違いがあるのか、比較しながら見てみることにしましょう。
使用する機種を選ぶ方法について、「リース契約」と「レンタル契約」にはどのような違いがあるのか確認しておくことにしましょう。
まず「リース契約」とは、お客様が選んだ機種をリース会社が購入し、お客様に賃借するシステムのことを言います。一方「レンタル契約」とは、レンタル会社が所有していてる機種の中からお客様が選び、貸借するシステムです。
レンタル契約の場合、お客様が希望する機種が既にレンタルされてしまっていたり、そもそもレンタル会社が所有していなかったりする可能性もあるため、機種選択の自由度で言えばリース契約のほうが高いと言えるでしょう。
次に、使用料金や途中解約について、どんな違いがあるか見てみることにしましょう。
リース契約の使用料金は、「長い期間」の利用を前提とした金額設定となっています。そのため、毎月の料金はかなり低めに抑えられています。これに対して、レンタル契約は「短い期間」での利用を前提とした料金になっています。その結果、リース契約に比べるとレンタル契約の料金のほうが割高になってしまいます。
また、途中解約については、リース契約の場合、もともと長期使用を前提として料金だけでなく契約期間も設定されていますので、契約期間中の解約を行うことは原則としてできません。レンタル契約の場合は、契約期間中の解約を行うことは可能ですが、場合によっては違約金が発生してしまうこともあります。契約する前に、万が一解約となった場合の手続き方法や違約金の有無などをしっかり確認する必要があります。
それでは、契約期間が満了したときの対応についてはどうでしょうか?
契約期間満了と同時に契約を終了する場合は、機器の所有者であるリース会社、レンタル会社それぞれに借りていた機器を返却することになります。
もし契約期間満了後も引き続き機器を使用したいという場合は、リース契約ならリース会社との「再契約」、レンタル契約ならレンタル会社との「契約延長」という形で手続きを行います。
ここでの大きな違いとしては、リース契約の場合、先の契約を終了した上で新たに契約を結び直すことになるため、料金は当初と比べ割安で機器を使用することができます。しかし、レンタル契約の場合は、先の契約の契約期間を修正して延長することになるため、延長料金の支払いが発生します。使用期間がはっきりと定まっていない、または長引く可能性があるという場合は、あらかじめリース契約を結んでおいたほうが最終的にお得になるケースも考えられます。
リースとレンタルの違いについてご紹介をしてきました。
それぞれのメリット・デメリットはありますが、ある程度長い期間で機器を使用する場合は、「リース契約」が断然おすすめです。具体的にどのようなケースがあるのか見ていきましょう。
使用予定期間が1日~数ヶ月程度であれば、手軽に借りられるレンタル契約のほうが向いていると言えます。しかし、年単位での使用となる場合は、選べる機器の種類が多く、毎月の利用料金も安く抑えられるリース契約を選ぶほうが良いでしょう。
IP無線機を導入する際、自社で購入するとなれば、使用する台数が多くなればなるほど一度に多額の購入資金が必要となります。ですが、リース契約の場合は毎月決まった額のリース料を納めることになるため、「初期費用がかかる」というデメリットがなくなります。また、リース料は経費で処理することが可能ですので、毎月のリース料は税務処理上認められたリース期間であれば、全額経費として処理することができます。さらに、法定耐用年数よりも短い期間でリース契約期間を設定することが可能なため、償却期間を短縮することもできます。
こうした税金面以外にも、財務比率状のメリットもあります。ご存知の方も多いかとは思いますが、リース物件は固定資産に計上されませんので、財務比率を悪化させることはありません。
IP無線機を購入した場合は、資金の調達や償却事務処理などをはじめとするさまざまな事務処理が必要になってきます。リース契約であれば、こうした事務処理は全てリース会社のほうで行うことになります。そのため、事務処理の合理化や効率化を図る意味でもリース契約は有効的と言えます。
日進月歩で技術が発達し、次々と新しい機器が開発・販売されています。そのため、法定耐用年数と実質経済耐用年数の間に大きな格差が生じてしまっているのが事実です。思い切って自社で大量購入したものの、数年後にはすっかり陳腐化してしまった……という事態も起こりうるのです。
リース契約の場合は、こうした現状を踏まえた上で経済的耐用年数を考慮して使用期間を設定することが可能です。そうすることで、常にその時代に合った最新の機器を使うことができます。
機器の廃棄処理というのはかなり面倒なものです。自社で廃棄する場合は、環境に関連した法律や規制を確認した上で行わなければなりません。
けれども、リース機器であれば、そういった煩わしい手続きに頭を悩ませる時間も手間も必要ありません。機器が不要となれば、リース契約期間満了と共にリース会社に返却を行うだけでOKです。
ベストな仕事を行うためには、仕事のツールである機器を常に良い状態で使用したいものです。
そして、機器をベストコンディションに保っておくためには、定期的なメンテナンスは必要不可欠となります。リース契約を結ぶ際に保守契約を結んでおけば、定期的なメンテナンスだけでなく、故障・トラブルなど、そのときの状況に応じた適切な対応を受けることもできます。
現在リース契約を利用している方の中には、早くも時代遅れとなってしまった機器を使い続けなければならない状況で困惑している方もいるかもしれません。リース契約は基本的に途中解約が認められていませんが、すでに締結しているリース契約を組み替えて新しい契約を結ぶ「お入れ替え」という方法もあります。万が一そういった悩みが出た際には、リース会社に「お入れ換え」が可能かどうか、一度相談されてみるのもいいでしょう。
IP無線機をリース契約する上で、「どこの会社でもほとんど同じだろう」と思ってはいませんか?リース契約は、どのリース会社を選ぶかによって結果が大きく違ってきます。そのため、リース会社選びこそ慎重に行うことをおすすめします。
今回は、創業27年で3万社以上の取引実績がある「エクセリリース」のリース契約について、他社と比較しながらそのメリットを確認してみることにしましょう。
基本的にリース期間中の解約は、一部の特定なケースを除いて行うことはできません。当初は長期の使用を予定していても、途中で予定が変更になってしまう場合も多くあります。無駄なリース料金の支払いを避けるためにも、各社で設定している「最低使用期間」を必ずチェックするようにしましょう。
エクセリリースの場合、6カ月間使用すればリース契約を解約することが可能になります。他社のリース契約の場合は、1年間使用しないと途中でリース契約を解約することができません。最低使用期間が短いというのは大きなメリットです。
IP無線機器の場合は、つながりやすさを考えるとキャリアの対応が多いほうが安心です。エクセリリースの場合は、ドコモ・ソフトバンク・auの3つキャリアに対応しています。他社の場合、2社に限定されていたり、1社のみというところもある中、すべてのキャリアに対応しているという点はエクセリリースの大きな強みです。
IP無線機器を使用するのは、常に平日とは限りません。特に、イベントなどで使う場合は土日の使用となることが多いものです。
エクセリリースの場合、土日も含めた365日・日本全国で対応を行っていますので、急なトラブルが起きても安心です。一方他社を見ると平日のみの対応となっています。平日限定で使用する場合は問題ありませんが、少々不安は残ります。
契約期間・対応キャリア数・トラブル対応全ての点において、エクセリリースは一歩リードしていると言えます。
IP無線機器のリースをお考えの場合は、ぜひ一度エクセリリースにお問い合わせください。それぞれの職種や利用シーンに合わせた最適なIP無線機器を見つけられることでしょう。