スマートフォンは無線機の代用になる?

生活のあらゆる場面で活躍してくれるのが無線機です。特に仕事や作業を行う場合には、無線機が活躍してくれる場面も多いことでしょう。

従来は「無線機を使うなら、専用の端末と回線を準備するのが普通」でしたが、近年ではスマートフォンを使った無線機アプリも登場しています。

スマホの無線機アプリが登場して、無線機の存在がより身近になった!と感じる方も多いはず。しかしその一方で、「本当にスマホが無線機の代わりになるのだろうか」と不安を抱えている方もいるでしょう。

ビジネスの場で使う機会も多いものだからこそ、「やっぱり使えなかった!」では困ってしまいます。無線機アプリの特徴やメリット・デメリットと共に、「本当に無線機の代用機器として使うことができるのか」という点について解説していきます。

スマホアプリで無線機として使用できる

スマホアプリで無線機として使用できる

持ち主の希望によって、さまざまな使い方ができるのが、スマートフォンの大きな魅力です。そのために必要なのが「アプリ」ですが、実は無線機アプリというものも存在しています。

スマートフォンにこのアプリを入れることで、スマホを無線機のように使える、というわけです。

無線機アプリにもさまざまな種類がありますが、無料でダウンロードできるアプリもあり、この場合コストをかけずに無線機を導入することが可能となります。

「スマートフォンを持っているのであれば、わざわざ無線を使わなくても、電話回線や無料通信アプリを使えば良いのでは?」なんて思う方もいるかもしれませんが、無線機アプリにはさまざまなメリットがあります。

電話回線を使えば、当然「電話料金」がかかります。無料通信アプリであれば、通話料そのものは無料ですが、通信料がかかってきます。データ通信料が多くなれば、通信制限がかかってしまうケースもあるでしょう。

一方でBluetoothを介してつながる無線機アプリの場合には、このようなデメリットは存在しません。電話料金も通信料も気にせず、周囲の人とのやり取りを楽しむことができます。

また、「電話」ではなく「無線機」として活用することで、以下のようなメリットもあります。

  • ・ボタン一つで通話ができる。(発信・着信の手間がない)
  • ・特定の相手だけではなく、同じ周波数を使っている全ての人とやり取りできる
  • ・電話が通じないときでも、安定してやり取りできる

何らかの作業を行っているときや、仕事中でなかなか手が離せないときに、「スマホのアドレス帳から相手の連絡先を探し、相手を呼び出し、出てくれるまで待つ」というアクションは、簡単なようで無駄も多いもの。正直面倒に感じ、コミュニケーションそのものの機会が減少してしまうこともあるでしょう。

その点無線機アプリであれば、ボタンを押して話すだけで相手に話しかけることが可能です。忙しいときにもピッタリで、使い勝手が良いアイテムだと言えるでしょう。

もちろん無線機アプリにも、従来の無線機と同様に「多数の人と同時にやり取りできる」というメリットがあります。仕事中には、自分が持っている情報を周囲のメンバーと共有するべき場面も多いことでしょう。電話ではなく無線機アプリを使うことで、連絡する際の手間も大幅に軽減できます。

さらに混雑時や災害時には、回線が混雑して電話がつながりにくくなることがあります。こんなときでも無線機アプリなら、速やかに連絡を取り合うことができるでしょう。

これらのメリットは、無線機を導入することで得られていたもの。しかし「それほど使用機会があるとは思えない……」という場合には、わざわざコストをかけて導入するのをためらっていた方も多いはずです。

普段使っているスマホを使って、非常に低コストで導入できる点が、無線機アプリ最大の特徴であり、またメリットでもあると言えます。

確かに便利……しかしデメリットもある

確かに便利……しかしデメリットもある

スマホの無線機アプリは非常に便利なもの。「もしかして使うかも……」なんて場面でも、無料ダウンロードできるアプリを入れておくだけで、すぐに無線機を用意することができます。

しかし残念ながら、無線機アプリにもデメリットはあります。本格的に無線機として使用する際には、非常に重要なポイントにもなりますから、ぜひこちらの方も確認しておいてください。

具体的なデメリットは、以下の3つです。

  • ・バッテリーの駆動時間が短い
  • ・やり取りできる範囲は限られる
  • ・サポートが充実していない

現代人にとって、スマートフォンは生活に欠かせない重要アイテムとなっています。無線機として使用していない場合でも、「バッテリー不足」に悩むケースは多いことでしょう。

これまでの使い方に加えて、さらに「無線機」としての機能までをも加えるとなると、さらにバッテリー消費スピードは速くなってしまいます。

無線機として使用している間に電池がなくなってしまい、電話をしたいときや調べものをしたいときに使えなくなってしまった!なんてトラブルを引き起こす可能性もあります。

また、スマホの無線機アプリの場合、通信範囲が限られるという特徴もあります。どういった方法で無線機同士をつなげるのかによっても異なりますが、Bluetoothを採用している場合、コミュニケーションがとれるのはせいぜい「20メートル範囲内」です。

同じ方向に向かっているときや、限られたエリアで活動しているときには抜群の能力を発揮してくれますが、それ以外では役立たずになってしまいます。

インターネット回線を使った無線機アプリの場合は、通信回線エリア内やWi-Fiが届くエリアであれば快適に使えます。ただし電波が届きにくい地方へ行くと、やはり利便性は落ちてしまうでしょう。

最後のデメリットは、「万が一トラブルが起きたときに、誰がサポートしてくれるのか」という点です。無料でダウンロードできるアプリは、手軽に利用できる一方で「手厚いサポート」を期待することは難しいです。

相手とすぐに話したい!と思ったときにトラブルが起きてしまったとしても、自分自身で解決することが求められます。

もともとスマホや無線機、アプリに詳しい方の場合は、このデメリットは最小限となるでしょう。しかし無線機に慣れていない方にとっては、非常に大きなデメリットになってしまいます。

無線機のほうが適している場面も多い

無線機のほうが適している場面も多い

無線機アプリのメリット・デメリットを踏まえた上で言えるのは、「確かにアプリは便利ですが、本物の無線機を用意した方が助かる場面も多い」ということです。

たとえば以下のような場面では、スマホではなく正規の無線機を使った方が安心できることでしょう。

  • ・工事現場など、粉塵が多い過酷な環境
  • ・山奥などで電波が届きにくい

大量の粉塵が舞う作業場でスマホを使えば、本体にダメージを与えてしまう可能性も高いです。最初からこうした過酷な環境下での動作を想定した専用無線機を用意しておいた方が、安心して使用できます。

確かに無線機導入にもコストはかかりますが、「スマホが壊れて買い替えなければならない」なんてトラブルを考えれば、かえって安く済むのかもしれません。

また電波が届きにくいところでは、無線機アプリでは十分な通信ができない可能性も高いです。こちらの場合も専用機器を用意した方が、いざというときでも安心できます。

用途に合わせて使い分けることが重要

スマホを使った無線機アプリにも、従来型の無線機にも、それぞれ「得手不得手」が存在しています。大切なのは「自分の使い方に、より適しているのはどちらなのか」を、しっかりと見極めることです。

手軽に導入できるスマホアプリと、より安心して幅広く活用できる従来型の無線機は、賢く使いわけることでより快適な生活へとつなげることができるでしょう。

「まだあまり無線機に慣れていない」「どんな場面で活用できるのか、うまくイメージできない」という場合には、まずは手軽な無線機アプリから挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

無線機としての能力を把握した上で、「より幅広い範囲で活用したい!」と感じた際には、従来型の無線機導入を検討してみてください。

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